zenfactoryとは?
zenfactoryとは、工場や特定の技術は持っていないが、オリジナルのIoT製品を開発したいというメーカーの方や、これからモノづくりで起業したい「デザイナー」や「メイカーズ」の方々などの、「こんな商品開発をしたい」というニーズを当社がヒアリングさせていただき、当社が取りまとめをさせていただき、当社が実施しているzenschoolの卒業生38社と48名の中小製造業社に対して加工委託をする、日本版ハードウェア・アクセラレーターです。当社は金属加工から、スマフォアプリ開発までの豊富な分野の中小製造業社をとりそろえたワンストップサービスです。

Digital Grid Solutions株式会社
代表取締役
秋田智司さん
秋田さんとの対談記事
●日本の中小企業との連携、大企業での経験で今活きていること
enmono そういった中で今回zenfactoryといいますか日本の中小企業連合体のハードウェアアクセラレーターを使っていると思うんですけども、日本の中小さんとお仕事をしてみて、なにか感想とかございますか?
秋田 いやもう、すごいの一言です。フットワークがすごく軽いし、「こういうことやりたいです」ってお伝えしたら、すぐに反応してくださって。「じゃあ、ああしましょう、こうしましょう」ってどんどん進んでいく。
enmono チャットみたいな感じですか。
秋田 メールなんですけどチャットみたいな(笑)。
enmono やっぱり同じ言語、日本語を共有できるっていうのも一つ大きなポイントなんでしょうか。
秋田 それはあると思います。システム開発にしてもハードウェアにしても、本当は10話すことがあれば、10言語化する必要があるとは思うんですけど、5ぐらい言えば8ぐらいわかってくれるみたいな。慮っていただけるというのは大きいです。

デジタルグリッドソリューションズ 秋田社長のインタビュー動画

VIE STYLE, Inc.
CEO
今村泰彦さん
今村さんとの対談記事
●モノづくりは大変!
enmono モノづくりベンチャーというかモノづくりのメーカーズが盛り上がっているところがあると思うんですけども、実際にメーカーズとして準備をされていて、皆さんに「これやった方がいいよ」とか……。
今村 やんない方がいいですよ!(笑)
enmono (笑)
今村 絶対やめた方がいいですよ。本当に……。
enmono どの辺が?
今村 一言で言うと「舐めてた」っていうことですよね。ずっとソフトウェア産業にいたので、アイデアを出して、すぐ形にして、すぐ出してという風にやっていたので。音楽もそうですね。身体一つでできますし。ソフトウェア作るにしても、ベースがあればアイデアをちょっと変えようということができて、そんなに投資がかかるものではなかった。プロジェクトベースで言っても3ヶ月で1本作って6ヶ月で出すというのが普通だったので、そのくらいの感覚でした。

VIE STYLE, Inc. CEO 今村泰彦様のインタビュー動画

zenfactoryの強み
信頼でつながったenmonoネットワークの国内製造業
zenfactoryの強みは、単純な金銭による受発注の関係ではなく、当社と共に「マイクロモノづくり」を学んだzenschoolの卒業生という、深い信頼関係で繋がった国内を中心としたモノづくり製造業ネットワークで、どのような案件でも柔軟かつ迅速に対応し、品質問題フリーの安心のマイクロモノづくりをご提供させていただきます。

●自動車業界・中小企業支援の製造現場で学んだモノづくりのプロが最適な工場を選定させていただきます。
zenfactoryでは、自動車業界や、中小企業支援会社などで、様々な製造技術を学んだ弊社CTOである宇都宮の選定した最適な製造企業との技術打ち合わせをさせていただきます。
株式会社enmono zenfactory担当 CTO
同志社大学卒業後、スズキ株式会社にて生産技術職を18年経験した後、町工場にて生産技術課長職を経て、中小製造業支援ベンチャー、NCネットワークに入社し三木と出会う。そこで生産技術兼調達担当部長として試作品製造先選定、部品調達等の営業支援に従事。
その後、2009年三木とともに株式会社enmonoを起業。発電会議というアイデア発想ワークショップのファシリテーションを2年間務めてきた経験から、自社製品開発のアイデア抽出に強みを持つ。
zenfactoryの流れ
① ヒアリング
まずは(必要な場合は別途機密保持契約を結んだ上で)製品コンセプトをお聞かせください。面談時には極力Googleハングアウトなどのオンラインビデオチャットを積極的に活用させていただ きますので、全国からでも時間とコストをかけないでご相談いただけます。(初回ビデオチャットを用いた面談は30分以内)デザインや試作品がある場合でも、その製品コンセプトに関してお聞かせいただき、当社とお客様で最終的なゴールを共有いたします。ご相談をされたい場合は、まずはこちらからお問い合わせください。


② 製品コンセプトの深堀り・プロダクトデザイン
「製品のユーザーはだれか?」・「この製品で実現するユーザーの未来は?」といったことを当社とディスカッションを通じて製品コンセプトを深めていきます。製品コンセプトが明確になっていないと、試作のステージで出てきたものの完成度に満足せず試作を繰り返し、資金ショートになる可能性が高いので、「コンセプト定義」には時間をかけます。製品コンセプトが明確になれば、当社とネットワークの ある大手メーカー出身のプロダクトデザイナーと具体的なプロダクトデザインのステージに移ります。
③ 仕様策定 (最重要ステップ)
当社の経営陣が、長年モノづくりの仲介に携わってきた経験をもとにして、対応可能なzenschool卒業生である製造業企業との打ち合わせを行い、企画中の製品の詳細な仕様を策定していきます。試作のための仕様策定にするのか、将来の量産を見込んだ上での仕様策定するのかは、この段階で決定します。将来の製品化のためには、量産を見込んだ仕様策定が決定的に重要になります。また、IoTプロダクトに対応するために、WEBサービスやスマフォアプリの設計・開発もこの段階で行います。


④ 試作
完成した仕様を元に、zenschoolの卒業生の工場の中から適切な試作工場を選定し、試作トライを行います。

⑥ 工場選定と量産化
当社の経営陣が、長年モノづくりの仲介に携わってきた経験をもとにして、zenschoolの卒業生の工場との打ち合わせを行い、量産工場の選定をさせていただき、量産いたします。生産した製品の品質管理の代行も行わせていただきます。
⑦ 販売
zenmonoに装備されているECサイト、zenschopでの展示販売をさせていただくと同時に、zenschoolの卒業生がすでに開拓した量販店などの販路をつなぐことによって、さらなる実店舗での販路開拓を行います。
